096-288-6652 電話受付時間:平日10:00-19:00 / 土日9:30-18:00

24時間WEB予約

医療費控除について

〈医療費控除とは〉
・医療費控除は、確定申告の際に税務署へ申告書を提出します。
・納税者がその年の1月1日から12月31日までの1年間で一定金額以上の医療費を支払った場合に申告すると、所得税等が軽減されるというものです。医療費控除の対象となるのは、多くの場合、支払った医療費が10万を超えた場合です。
・医療費控除には、保険適応外の医療費も含まれますが、高額療養費として支給を受けた金額は除かれます。また、高額療養費以外にも給付を受けていれば、医療費から除かれる場合があります。
・医療費控除や確定申告については、お近くの税務署にお問い合わせください。
・協会けんぽ(全国健康保険協会)が発行している「医療費のお知らせ」は医療費控除の申告手続きに使用可能になりました。

〈高額医療費支給制度とは〉
・高額医療費は、医療機関に支払った1ヶ月の自己負担額が高額になり、自己負担額を超えた額の払い戻しを受ける場合にご使用してください。加入先の医療保険者(健康保険証を発行している機関)へ申請書を提出します。
・月初めから月末までの1ヶ月で、一定の金額(自己負担限度額)以上の医療費を支払った場合に、自己負担限度額を超えた金額が健康保険から支給されるものです。ただし、高額医療費の対象となるのは、保険適応となる医療費のみです。保険適応されない部分の医療費や食事療養費の自己負担額、差額ベッドなどの費用部分は対象とはなりません。
・支給を受ける条件は、同一月(1日から末日まで)に医療費機関等の窓口で支払った高額医療費の対象となる自己負担額の世帯(被保険者とその被扶養者)での合計が自己負担限度額を超えた場合に、超えた額が高額療養費として支給されます。
・高額療養費の対象となる自己負担額は、70歳から74歳の方が支払った自己負担額か、70歳未満の方が医療機関等の窓口で支払った自己負担額を次の①〜⑦の項目ごとに区分した結果、1つの区分で21,000円以上のものです。
①受診月ごと②受信者ごと③医療機関ごと④医科と⑤歯科の別ごと⑥入院と⑦外来の別ごと(調剤薬局での自己負担額は処方箋を発行した医療機関の自己負担額に含まれます。)
・自己負担限度額は、年齢と所得区分により自己負担限度額が異なります。詳細は、協会けんぽ都道府県支部へお問い合わせいただくか、協会けんぽのホームページをご覧ください。
・低所得者については、① 低所得者(70歳未満)市区町村民税の非税者である被保険者とその被扶養者
、低所得者の適用を受けることにより生活保護を必要としない被保険者とその被扶養者。② 低所得者Ⅱ(70歳以上)市区町村民税の非課税者である被保険者とその被扶養者、低所得者Iの適用を受けることにより生活保護を必要としない被保険者とその被扶養者。③ 低所得者I(70歳以上)被保険者および被扶養者すべてが、収入から必要経費・控除額を引いた後の所得がない場合の被保険者とその被扶養者、低所得者Iの適用を受けることにより生活保護を必要としない被保険者とその被扶養者。
・申請期限は、健康保険給付を受ける権利は、受けることができるようになった日の翌日(消滅時効の起算日)から2年で時効になります。高額療養費の消滅時効の起算日は、診療月の翌月1日です。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

むし歯になるメカニズム

<むし歯になるメカニズム>

毎日歯を磨いていても、むし歯になることがあります。むし歯になるまでにはさまざまな要因が重なり、歯を磨くだけではむし歯を防げるとは言い切れません。むし歯になる原因を知り、より効果的な予防を行うことが大切です。

むし歯の原因は細菌です。この細菌を「ミュータンス菌」と言います。このミュータンス菌が飲食物から「糖分」を取り込み「酸」を作ります。この「酸」がむし歯の主な原因です。むし歯になるプロセスは大まかに分けて5段階あります。
では実際どのような過程を経てむし歯になってゆくのか説明したいと思います。

むし歯は細菌だけでなく、糖分の摂取量などさまざまな要因が合わさってできます。習慣を変えれば、むし歯のリスクを下げることは可能です。

①<菌による感染>
歯の表面にミュータンス菌が付着します。
ミュータンス菌は歯の表面で増殖していき、歯磨きやPMTC(歯の表面の強力な膜を取り除く施術)などの清掃を行わない限り除去できません。
甘いものが好きな人は、間食の時間を決め、口の中に糖分を入れる頻度を減らすと口内環境がよくなるでしょう。

②<糖を分解する>
ミュータンス菌がもつ酵素によって、飲食物に含まれる糖分を分解していきます。

③<酸を出しさらに菌が増殖する>
分解された糖分はミュータンス菌が分泌する酵素の力を借りて酸と不溶性グルカンを形成します。(不溶性グルカンとは、歯に菌を付けやすくしたり、抗菌剤等から菌を守る働きを持っています)。
ミュータンス菌は自ら産生した酸と不溶性グルカンを温床としてさらに菌を増殖させます。
口の中には300~700種類もの細菌がいます。中には、ウイルスの侵入を防いでくれる良い菌も存在しているのです。人によって細菌のバランスは異なり、ミュータンス菌などのむし歯の原因菌が多いと、むし歯になりやすくなります。

虫歯の原因菌が多い人は、より予防に気をつける必要があるでしょう。

④<歯のカルシウムが溶け出す(脱灰)>
産生された酸が歯のエナメル質の表面のCa(カルシウム)を奪い取っていきます。これを脱灰といい、むし歯の第一歩になります。
さらに、新しく作られた不溶性グルカンで酸を内側に閉じ込めるように歯を取り囲みます。
唾液には、歯についた食べ物のかすを洗い流したり、酸性になった口内を中性に戻したりする作用があります。

しかし、ストレスやアルコールの大量摂取、薬の副作用などで唾液の量が減ってしまうことも。急にむし歯が増えた場合は、唾液の量が減っている可能性があります。生活習慣を見直してみましょう。

⑤<歯が溶ける>
脱灰が進むとCaイオンが抜けるだけではなく、エナメル質が崩壊することになります。いったんエナメル質に欠損をきたすと自然治癒することはありません。初期のむし歯「CO」と呼ばれる段階です。

⑥<詰め物や被せ物をしている>
過去の治療で使った詰め物や被せ物がむし歯の原因となることもあります。詰め物や被せ物は、劣化すると歯との間に隙間ができます。隙間から細菌が侵入し、むし歯が再発してしまうのです。

歯科医院での定期的な検診で劣化状態を確認し、再発を防ぎましょう。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

う蝕予防のための食品の摂取方法

習慣的に歯磨きを実践しているにも関わらずう蝕に罹患する人がいたり、砂糖の摂取量が多くてもう蝕に罹患しない人がいる。これは、う蝕は感染症であるが、発症にはさまざまな因子が複雑に絡み合う多因子性疾患のためである。
【食品の摂取方法】
①「何を食べるか」だけでなく、「どのように食べるか」、「いつ食べるか」という視点で食事や間食の摂取を考える。例えば、砂糖など発酵性糖質は食事時に摂取し、「だらだら食べ」をしない。発酵性糖質の「だらだら食べ」や不規則な摂取を避け、1日3回の規則正しい食生活を送ることが大切。

②唾液は自浄作用、緩衝(酸中和)作用、再石灰化促進作用を有し、う蝕の発生や進行を抑制する。そのため、生野菜・キノコ・海藻などの食物繊維を多く含む食品を取り入れるなど咀嚼回数を亢進させ、唾液分泌量を増加させる献立を工夫する。

③間食にはプラーク中で酸を産生しない非う蝕性甘味料を使用したキャンディー・チューイングガム・スナック菓子などを選ぶ。(非う蝕性甘味料とは、プラーク形成能と酸産生能のいずれももたない甘味料のことである。)

④養育者の口腔からのミュータンスレンサ球菌感染を防ぐため、食器や食具を子供と共有しない。

⑤チョコレート・キャラメルなど糖類が多く、粘着性の高い食品を摂取した後は、ブラッシングをする。

う蝕予防のための食品の選択には、「特定保健用食品(トクホ)」マークや「歯に信頼」マークが役立つ。
「トクホ」マークは、消費者庁が食品の効果・効能を認めた特定保健用食品のみに表示することができる許可マークで、歯に関しては「虫歯の原因になりにくい食品」、「歯を丈夫で健康にする食品」の表示が許可されている。
また、「歯に信頼」マークは、国際トゥースフレンドリー協会が食品テストを行い、摂取後30分以内にプラークのpHを5.7以下に低下させない食品に対してのみ付けることが許可されたマークである。

【代用甘味料】
「甘いものは食べたいが、う蝕にはなりたくない」と考える人は多いだろう。砂糖はう蝕の発生に密接に関与している。砂糖の代わりに用いる甘味料の総称を代用甘味料といい、これまでに多くのう蝕にならない(なりにくい)代用甘味料が開発され、清涼飲料水などの食品に応用されている。

①糖アルコール
糖アルコールは、キシロース・グルコース(ブドウ糖)のような単糖類、またはマルトース(麦芽糖)などの二糖類を高圧化で水素添加して作られた非う蝕甘味料である。
《糖アルコールの共通の性質》
❶不溶性グルカンの基質にならずにプラークでの酸産生の材料にもならない。
❷消化管での吸収が遅く低エネルギーである。
❸多量に摂取すると一過性の下痢を起こす。
❹水に溶けると吸熱反応を起こして口の中でひんやりとした清涼感を与える。
〔種類〕キシリトール・ソルビトール・マルチトール(還元麦芽糖)・エリスリトール・マンニトール(マンニット)・還元パラチノース(イソマルチトール)

②オリゴ糖(小糖類)
〔種類〕カップリングシュガー・パラチノース・トレハルロース

③アミノ酸系
〔種類〕アスパルテーム

④配糖体系
〔種類〕ステビオサイド・グリチルリチン

⑤化学合成系
〔種類〕サッカリン・アセスルファムK(アセスルファムカリウム)・スクラロース

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

歯周病とは

1.歯周病とは
歯周病は歯周疾患ともよばれ、歯肉・セメント質・歯根膜・歯槽骨からなる歯周組織が病的に破壊された疾患です。

2.歯周病の分類
歯周病は、歯肉炎・歯周炎・咬合性外傷に分類されます。

3.歯肉炎と歯周炎の臨床的特徴
①歯肉炎
歯肉に炎症があるのが特徴。発赤・腫脹・熱感・疼痛が限局し、歯肉の付着や歯槽骨の吸収がみられない。とりわけ発赤と腫脹は顕著で、スティップリングは消失し、歯肉から出血がみられることがある。
歯肉が腫脹するため、歯周ポケットは深くなるが、ポケット底部はセメント-エナメル境付近にあるため、アタッチメントロスはなく仮性ポケットともよばれる。熱感や疼痛は自覚症状がみられないこともある。
プラークが原因であることが多く、プラークコントロールが不良の場合は増悪し、良好の場合は改善する。

②歯周炎
炎症が歯肉・セメント質・歯根膜・歯槽骨まで広がっている。そのため歯肉の発赤・腫脹だけではなくポケット底部はセメント-エナメル境より歯根側に位置し、アタッチメントロスが生じ、真性ポケットとよばれる歯周ポケットを形成する。歯周炎が進行すると、歯槽骨の破裂とともに歯の動揺や位置異常が認められ、歯周ポケットにプラークや歯石が沈着し、口臭や排膿がみられることがある。
進行度に部位特異性があり、進行が緩慢な休止期と進行が急速な活動期がある。咬合性外傷があると急速に進行する。また、歯周炎が進行するとさらに急速に進行しやすくなる。
プラークが原因であることが多いため、プラークコントロールが不良の場合は増悪する。

③咬合性外傷
咬合による力が歯を介して歯周組織に波及し、歯周組織が変化することを咬合性外傷という。咬合性外傷は健康な歯周組織を持つ歯に過剰な力が加わり生じる一次性咬合性外傷と、すでに歯周組織が破壊されている歯に正常範囲の咬合力が加わった場合に生じる二次性咬合性外傷に分類される。

4.歯肉炎は主にプラークが直感的な原因となる。プラークの付着を促進するさまざまな要因により、さらにプラークが蓄積すると、プラークから炎症を引き起こす起炎物質が放出される。歯肉は感染に対する免疫反応として炎症を起こし歯肉炎が発症する。このとき、歯肉溝滲出液に含まれる抗菌成分や白血球が細菌と拮抗する。さらに宿主の炎症のコントロールが不良になるとプロスタクランジンやサイトカインなどの炎症性メディエーターとよばれる液性分子群やタンパク質分解酵素が産生され、結合組織や骨を破壊して歯周炎としての症状が現れる。

5.歯周病の原因
歯周病は口腔細菌による感染症であり、感染症としての特徴から3つの基本的要因として、口腔細菌・宿主・環境が作用してリスクが高くなると説明できる。この3つの要因のバランスにより、休止期や活動期が変化し、多様性のある病態を示す。

6.歯周病が影響を与える疾患
歯周病は口腔の局所的な感染症であるが全身のさまざまな疾患に関係している炎症疾患であり、口腔外のさまざまな疾患に影響を与えている。糖尿病・誤嚥性肺炎を代表とする呼吸器疾患、関節リウマチ・動脈硬化・虚血性心疾患などの血管疾患、低体重児出産や早産・慢性肝臓病などが関連していることが報告されている。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

矯正歯科診断に必要な検査②

4)デジタル化口腔模型、CT、MRI
 ⑴口腔模型(平行模型)
 デジタル化された口腔模型では、コンピュータ画面上で三次元的な観察あるいは計測を行うことができます。
 ⑵エックス線CT
 コンピュータ処理を利用して三次元的な画像に再構成することができるため、歯や顎骨の形態に関する三次元的分析が可能となります。
 ⑶MRI(磁気共鳴影像法)
 通常のエックス線鬚阿新と異なり軟組織の描出に優れているため、顎関節の関節円板の変形や位置変化の評価に用いられています。

 あご全体を撮影するパノラマレントゲン(パントモとも言います!)では、歯の位置や数、歯根(しこん=歯の根っこ)の長さや形、あご骨の状態などを確認します。お子さんの場合は、まだ生えてきていない骨のなかに埋まっている永久歯(えいきゅうし=大人の歯)の数や位置なども確認します。

 90度真横から撮影する側面セファログラム(セファロとも言います!)です。撮影したセファロから、頭蓋(とうがい=頭の骨)に対する上顎骨(じょうがくこつ)や下顎骨(かがくこつ)の前後的位置や、上下の歯の位置・傾斜などを分析していきます。これを「セファロ分析」と呼んでいます。

3.機能検査
1)下顎運動の検査
 下顎運動を電気的に記録する装置を用いて、チューインガムの咀嚼時、下顎の開閉口時あるいは発音時の下顎の運動経路を記録します。特に矯正歯科臨床では、下顎運動検査の一つとして早期接触とそれに伴う下顎のずれ(機能的顎偏位という)の検査を行います。
【早期接触とは】
筋肉や靭帯がリラックスした状態(下顎安静位)から上下顎の歯が最も多くの部位で接触する状態(咬合嵌合位)に到る経路を閉口路といいます。正常な状態では、この経路は滑らかな弧を描き、上下顎歯が同時に接触して咬合嵌合位に到ります。早期接触とは、閉口の途中で、ある特定の歯が接触することをいいます。
【機能的顎偏位とは】
早期接触が原因で下顎が正常な閉鎖経路からずれて、仮の咬合嵌合位に到る状態をいいます。早期接触による顎偏位は、咬合性外傷や顎骨の成長への悪影響を生じる可能性が高いため、早期での治療が必要となります。

2)筋機能検査
 機能時(咀嚼、嚥下、発語)における咀嚼筋、口輪筋、舌骨上筋群などの筋活動の状態を電気的記録装置あるいは触診によって記録します。

4.う蝕リスクおよび歯周病リスクの検査
 矯正歯科治療は健康な天然歯に適応されることから、治療によるう蝕(むし歯)の発生を回避しなければならなりません。叢生や口呼吸を伴う上顎前突などの不正咬合がある場合、口腔内が不潔になりやすく、う蝕や歯周病になるリスクが高いです。また、マルチブラケット装置などの固定式矯正装置を装着すると、さらにそれらのリスクが高まる可能性があります。したがって、矯正歯科治療前に個々の患者のリスクを把握して、治療中の口腔衛生指導に反映させることが安全に治療を進めるうえで重要となります。
 リスクの検査としては、う蝕と歯周病の状態、プラーク量、食生活の状況(飲食回数)、唾液の状態(唾液の質、分泌量、酸性になった口腔内の環境を中和する能力を示す緩衝能、う蝕と歯周病の原因菌の数)を調べます。
 唾液の分泌量が少なかったり、緩衝能が低かったりする場合には、口腔清掃を努力しても限界があるため、フッ化物を応用したう蝕予防プログラムを評価する必要が生じます。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

矯正歯科診断に必要な検査

1.形態検査
1)全身的検査
 身長と体重、咬合と密接な関係性のある姿勢(脊椎の彎曲など)、およびアレルギー性体質などを検査する。身長の評価は、成長発育の推定に利用されます。
2)顔面写真
 正面、斜め45度、側面およびスマイル時の4枚の顔面写真を撮影します。顔面写真をもとに、顔の左右の対称性、側貌(横顔の輪郭)のタイプ、側貌の垂直比および口唇の形態などを評価します。
①直顔型(ストレートタイプ):平均的な横顔の輪郭。
②凸顔型(コンベックスタイプ):中顔面(上顎)が突出あるいはオトガイ部(下顎)が後退した状態、上顎前突に多くみられます。
③凹顔型(コンケイブタイプ):中顔面が後退あるいはオトガイ部が突出した状態下顎前突に多くみられます。
 また、側面写真から、上顔面(眉間点から鼻下点)と下顔面(鼻下点からオトガイ部最下点)の比率を評価します。標準的には1:1の比率となります。
①鼻尖とオトガイ部に接する線(Eラインあるいはエステティックラインとよばれる)を基準線そして上唇と下唇の前後的位置(突出後)を評価します。上下口唇の突出度を評価して、上下顎前歯の唇舌的移動の必要性と抜歯法あるいは非抜歯法の判定に利用されます。標準的な状態では上唇は基準線に一致し、下唇が基準線の1mm程度前方にあります。
②鼻柱口唇角:鼻の下縁と上唇のなす角度です。上顎中切歯の唇舌的移動の必要性の評価に利用されます。
③オトガイ唇溝の深さ。過蓋咬合によるオトガイ唇溝のくびれやオトガイ筋の緊張の評価に利用されます。

3)口腔内写真
 矯正歯科治療では、治療前後の咬合の変化を口腔内写真を組み合わせて比較するために、次の決められた方向から撮影して記録します。
 咬合嵌合位での正面、右側面、左側面、側面(真横からの撮影)および開口状態での上顎咬合面と下顎咬合面の合計6枚の写真を撮影します。
4)口腔模型
 口腔模型は、咬合嵌合位の状態で模型の基底部(上下顎台)が一定の決まりに沿って台付けがなされ、基底面が咬合平面に平行につくられていることから並行模型型とよばれています。
 模型は、アルジネート印象材を用いて印象採得を行ったのち、硬石膏を注入して製作します。

2.画像検査
1)エックス線写真
 個々の歯や歯槽骨の状態を詳しく観察するために、デジタルエックス線写真、パノラマエックス線写真、オクルーザルエックス線写真あるいは顎関節エックス線写真を撮影します。
2)頭部エックス線規格写真
 頭部エックス線規格写真(セファログラム)は、一定の決められた条件のもとで撮影され、個々の患者の顎骨や歯列の状態や位置に関する特徴や成長や治療による変化を評価することができます。
 頭部エックス線規格写真の撮影では、患者の頭部はイヤーロッドによって両側の外耳道で固定され、FH平面(フランクフルト平面)と床面が平行になるように位置づけされます。なお、規格写真には、撮影方向の異なる側面(顎骨の前後的、垂直的評価)と正面(顔面対称性の評価)セファロがあります。

3)手根骨エックス線写真
 左手と左手首の骨を含む手根骨エックス線写真を撮影し、手の骨の形成状態をみることによって、子供の成長を評価します。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

矯正装置の特徴、痛み、食事について

⚫️可撤式矯正装置(取り外し可能)
 可撤式矯正装置には機能的矯正装置、顎外固定装置、習癖除去装置および可撤式保定装置とよばれるものがあり、装置の作用と使用目的によって常時城するものと、就寝時に使用するものがある。取り外しが可能であるため、患者さん自身のモチベーションに治療効果が左右される矯正装置である。
《メリット》
装置が歯面に及ぼす影響が少なく、装着時の不快感や見た目が気になるときも、外すことが出来るため楽に感じられる。
《デメリット》
装置の使用が患者さんに任されるため、使用時間が短くなりやすい傾向がある。日々の使用時間が短かったり、何日も装着していないと、装置が口腔内に合わなくなり治療効果が望めない。また、使用状況によって、破損や紛失が起きやすい。
➡︎小児矯正の取り外し装置の場合は睡眠時間も含め、12時間以上は使用してもらう。成人矯正マウスピース矯正の場合は、20時間以上使用してもらう。装置を外している時間は、必ずケースに保管し、破損や紛失を防ぐ。

⚫️固定式矯正装置(取り外し不可)
 歯に直接矯正装置を接着剤やセメントでつけるものである。
《メリット》
患者さん自身で着脱が行えないため、治療効果が期待できる。
《デメリット》
口腔内に装置がついたままなので、食事の後は食物残渣が装置周囲に停滞しやすく、清掃することが難しい。
また、装置が壊れた場合に、自分では取り外すことが難しいため、患者さんにとっては痛みや苦痛を伴うことがある。
➡︎装置の周りは汚れが停滞しているため、歯磨き粉は多くても歯ブラシの3分の1程度にし、汚れを見ながら歯磨きを行う。

【痛みについて】
⚪︎矯正治療では、2つの痛みがある。1つ目は、装置が口腔内に当たって歯肉や粘膜を圧迫する痛みである。2つ目は、歯が動くことによる筋肉痛に似た痛みである。
⚪︎歯が動く際の痛みは個人差が大きく、まったく感じない人もいれば、1週間くらい柔らかい食べ物しか食べられない人もいるので、一概に数日で痛みが解消するとは言い難い。痛みの強い人は鎮痛剤を飲んでも差し支えない。病的な痛みではなく、動くと痛い筋肉痛のようなものである。
⚪︎子供の場合は、痛みが強くて発熱するようなこともあるため、装置を入れた後1週間くらいは保護者によく観察してもらい、何か心配なことがあれば、すぐに連絡をする。
⚪︎装置が口腔内に当たることによる痛みは、それを緩和させるために、ワックス(矯正用のシリコンワックス)を丸めて装置を覆うようにする。
⚪︎口内炎を併発することがあるので、痛みが我慢できない場合は、口内炎の薬を塗布してもらう。

【食事について】
⚪︎前歯で噛み切るような食べ物は避ける。(アイスキャンディーやおせんべいを前歯で噛み砕く、りんごを丸かじりするなど)。
⚪︎肉類(ステーキ、鳥の唐揚げなど)はナイフで小さく切って奥歯で噛む。
⚪︎歯に付着しやすいキャラメルやチューインガムは、装置が外れやすいことや、顎関節に負担を与えることから控えるようにする。
⚪︎痛みがあってあまり噛めない時期は、軟らかく食べやすいメニュー(グラタン、カレー、雑炊など)にして少しずつ慣れていく。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

矯正歯科治療の需要と必要性

〇矯正歯科治療の需要
 我が国においては、人口構成の少子高齢化が進み、家族構成の変化や人々の多様性な価値観によって、矯正歯科を受診する患者の不正咬合に変化がみられる。大学附属病院矯正歯科を受診した患者の不正咬合の割合をみると、重篤な骨格性要因による不正咬合の割合が減少し、下顎劣成長による上顎前突症例や叢生が増加している。不正咬合に対する患者の意識が高まり、骨格系要因による不正咬合ばかりではなく歯系要因による比較的軽度な不正咬合にも関心が広がっていることを示している。
 現代の歯科治療においては、専門知識や技術を深化させながら歯の移動を積極的に治療に取り入れるようになった。これは歯科治療の本質が咬合の治療にあり、歯を確実に移動する矯正歯科治療の有効性が認められたことを示唆している。
 さらに矯正歯科治療は、顎矯正手術の必要な顎変形症、口唇口蓋裂など多くの先天異常の治療に適用され現代の歯科治療のなかで重要な役割を果たしている。

〇現代社会と矯正歯科
・情報化社会と矯正歯科医療
 情報のデジタル化は、即時化やコスト削減をもたらし、現代の生活に大きな影響を及ぼした。矯正歯科医療の情報は、インターネットの普及で都市と地方の差がほとんどなくなっている。さまさまな情報が提供されることによって矯正歯科治療への患者の要求は高度により複雑化している。こうした患者の価値観の変化は、矯正歯科治療の目標の設定に大きな影響を与えている。
・新しい医療技術と専門分化
 現代の医療は、新材料や新技術の開発に伴う医療技術の急速な進歩によって専門分化し、インフォームドコンセント、セカンドオピニオンなどの新しい概念を生み出した。専門分化することでそれぞれの職種の役割が明確にされる一方、患者の全体像を把握しながら治療を進めることが重要となっている。
・矯正歯科患者の特徴
 男性に比較して女性の患者が多い。女性は、男性に比較して顔の魅力に影響する口もとの審美性に関心が高いことが一つの背景となっている。
 矯正歯科治療はほとんどが自費診療となるが、唇顎口蓋裂をはじめとするほとんどの先天異常に起因する不正咬合、顎矯正手術を適用する顎変形症、前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)の矯正歯科治療には健康保険が適応される。また、申請し必要性が認められると指定医療機関における育成医療や厚生医療の給付が受けられる。

〇矯正歯科治療の必要性
・口腔の健康に影響を与えるリスクファクター
 不正咬合の存在は、歯の咬耗やクラック、う蝕、歯肉炎や歯周病の誘因となったり、歯の逆被蓋によって歯肉退縮を起こしたりする。歯の埋伏は隣接歯の傾斜や咬合歯の挺出、顎機能異常を惹起させる。
 矯正歯科治療による不正咬合の改善は、こうしたリスクファクターを取り除き口腔の健康を維持するとともに調和のとれた歯並びを得て、生涯にわたるQOLの向上に大きく寄与する。
・不正咬合のリスクファクター
1.著しく大きなオーバージェット…転倒による前歯の破折や脱臼、脱落のリスクが高い。
2.過蓋咬合…上顎前歯部口蓋粘膜の圧痕や退縮、歯根の露出が生じる。
3.埋伏歯…隣在歯の傾斜や対合歯の挺出によって咬合の異常が生じる。
4.機能性反対咬合…咬合性外傷によって下顎前歯唇側歯肉の退縮が生じる。
5.叢生…う蝕リスクや歯周病のリスクが高まる。
6.下顎偏位…顔面非対称を引き起こすリスクがある。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

咀嚼と食品

《咀嚼とは…?》
咀嚼とは、食物が口腔内に入った後、歯・顎・舌・筋などの働きによって食物が砕かれ、すりつぶされ、唾液と混和されて、嚥下しやすい食塊になることをいう。さらに、人は食物を咀嚼することによって「味わう」ことができる。

《咀嚼の目的》
咀嚼の目的は食物の消化・吸収を助け、生命維持に必要な栄養素を摂取することである。しかし、かむ必要のない液状の経腸栄養剤の摂取だけでは健康を維持できない。咀嚼とは人の心と体の健康維持に効果があり、生涯にわたって、健康で生きがいのある人間らしい生活を営むための基本となる重要な行為といえる。

《咀嚼の仕組み》
食物を咀嚼するとき、無意識のうちに下顎を上下させる開閉口運動を繰り返す。このリズミカルな開閉口運動は、中枢神経を介する経路で引き起こされ、食事中に誤って舌を噛んでしまったときなどのように反射的に開口して咀嚼を中断する顎反射を備えている。また、歯の根っこの膜や口腔内の粘膜には感覚センサーが存在し、情報を脳に与え、中枢神経系とネットワークを形成し、咀嚼運動を調節している。例えば、口の中に髪の毛が一本混入するだけで異物感を感じることができるのは、口腔粘膜の感覚センサーの働きによる。

《咀嚼機能の発達》
乳児期の食物摂取は、本能的な哺乳運動によって行われる。摂取する食品は液体であるため、いつも同じ運動パターンで摂取することができる。しかし、咀嚼運動は哺乳運動とは異なり、食品の硬さ・凝集性・弾力性・粘着性などにやって咀嚼度合が異なるため、出生後に学習・トレーニングを受けて発達し、獲得されていく。咀嚼の基本的機能が獲得される時期は、哺乳期および離乳期であり、特に「離乳を正しく進めること」は咀嚼機能の発達のために重要である。

《咀嚼の効果》
(1)栄養素の吸収を助ける。
(2)胃腸の働きを促進する。
(3)食物本来の味がわかり、美味しく味わえる。
(4)顎骨や咀嚼筋に刺激を与え、正常な成長・発育を促進させる…乳児期から小児期によく噛まないと、後続する永久歯の萌出スペースが十分確保できず、不正咬合を引き起こし、虫歯・歯周病・顎関節症の発症リスクを高める。
(5)唾液の分泌を促進する…唾液は虫歯、歯周病、酸蝕症の発症リスクを低下させる。
(6)肥満の予防…私たちは空腹感や満腹感を胃や腸ではなく間脳の視床下部にある空腹中枢と満腹中枢で感知している。よくかんで食べると満腹中枢が刺激され、食物の摂取量が少なくなり、さらにインスリンの分泌も低下することが報告されている。よくかんで食べることは、摂取量の減少→肥満予防→生活習慣病予防につながる。
(7)脳の活性化…よくかんで食べることは脳血流量を増加させ、脳を活性化する。車の運転中にチューインガムをかんで眠気を防止したり、スポーツ選手が集中力を高めるためにチューインガムをかんでいるのは、そのよい例である。
(8)誤嚥の防止…高齢者は咀嚼機能や嚥下機能が低下しているため食物をのどに詰まらせたり、誤嚥を起こすことが多く、十分に咀嚼することによって安全に飲み込むことができる。
(9)発がん物質の働きを抑える…唾液中のラクトペルオキシダーゼが発がん物質の変異原性を低下させる。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他

小児矯正(一期治療)、成人矯正(二期治療)について

矯正はそれぞれの歯並び・噛み合わせによって治療内容や器具が異なります。
また、年齢や時期なども違います。

【小児矯正(一期治療)】
永久歯が生えそろう(13歳頃)まで、顎の成長を利用して骨格的な位置異常の改善を行います。
成長期に悪い歯並びを放置しておくことで顎の成長が悪い方向に進み、発育不全を起こすことがあります。

【成人矯正(二期治療)】
永久歯が生えそろった方の矯正治療です。マルチブラケット装置(針金の装置)やマウスピース型装置を用いて歯列を整え、咬合の緊密化を行います。
全ての歯が永久歯の方は、叢生(でこぼこ)、八重歯、噛み合わせなどの治療を目的とした本格的な矯正(二期治療)を行います。
すべて永久歯に生えかわっている方は、年齢を問わず基本的には二期治療になります。
一期治療で準備段階の矯正が終わった方も、状況や必要に応じて二期治療へと移行します。

《二期治療に使う主な装置》
①表側ブラケット装置(審美ブラケット使用)
表側矯正は最も歴史が長く、汎用性が高い治療法です。
ブラケット装置にはメタルブラケットと審美ブラケットがあります。
当院では、目立たない審美ブラケットを標準使用しております。ブラケットが半透明で目立ちにくいのが特徴です。
四角いブラケットという装置を歯面に一個ずつ装着します。
ブラケットにワイヤーを通して動かしていきます。
矯正治療の基本的な手法であるため、歯の移動をスムーズにコントロールすることができます。
また裏側矯正と比べると診療時間を短くすることができます。

②マウスピース型矯正装置(インビザライン)
透明で目立たないトレー式の矯正です。
矯正をしているところを気づかれにくいのがいいところですが、患者さん自身で着脱していただくため、自己管理が必要となります。

③ハーフリンガルブラケット装置(上顎舌側、下顎表側)
舌側矯正治療とは、通常歯の表側に装着するマルチブラケット装置を歯の舌側(裏側)に装着し、歯の動きをコントロールする治療法のことです。
歯の表側につける既製の装置を舌側に装着するのではなく、患者さん一人一人のオーダーメイドのブラケットを作製し治療を行います。
仕事の都合などで矯正治療をしていることを、人に気付かれたくない方に向いている治療方法です。
ハーフリンガルブラケット装置は、できるだけ見えにくい装置がいいけど費用を少しでも抑えたい方や、舌の違和感を感じやすい方にお勧めです。

④フルリンガルブラケット装置(上下舌側)
可能な限り見えにくい装置が良いという方にお勧めです。
装置が見えにくいのでお仕事の都合やご結婚、就職活動で他人に気づかれずに治療を行いたい患者様にお勧めです。

※ブラケットによる矯正治療中は固いものや粘着系の食べ物は控えていただきます。
器具が外れたり、壊れたりすることがあります。
個人差もありますが、歯を動かしますのでつけ始めは違和感・痛みを感じる方もいらっしゃいます。
歯磨きもしにくくなりますので虫歯予防のケアも大切です。
また、インビザラインでは、1日20時間以上の装着など決められた使用方法で正しく自己管理していただく必要があります。

《料金(税込)》※()内は毎回の調整料
◎小児矯正(一期治療)・・・440,000円(3,300円)
※小児矯正終了後に成人矯正へ移行する際は差額分のお支払いになります。
◎成人矯正(二期治療)
・表側ブラケット装置・・・726,000円(5,500円)
・マウスピース型矯正装置・・・847,000円(3,300円)
・ハーフリンガルブラケット装置・・・847,000円(6,600円)
・フルリンガルブラケット装置・・・935,000円(7,700円)

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

熊本東区の矯正歯科|熊本東たけぐち矯正歯科

日付:  カテゴリ:その他