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開咬は矯正で治る?
原因・治療法
・正しい費用相場まで
わかりやすく解説

「口を閉じても前歯が浮いている気がする」「食べ物を前歯で噛み切れない」というような悩みを抱えていませんか?

それは開咬と呼ばれる歯並びの問題かもしれません。

開咬は見た目だけでなく、滑舌、咀嚼、口臭など日常生活にも影響します。

しかし適切な矯正治療を受ければ、多くのケースで改善が可能です。

この記事では、開咬の症状、原因、治療法、費用まで、矯正を検討している方に向けてわかりやすく解説します。

開咬とはどんな状態?
症状と見た目をチェック

開咬とはどんな状態?症状と見た目をチェック
  1. 前歯が噛み合わない開咬の定義と見た目の特徴
  2. 開咬とは、奥歯を噛み合わせたときに上下の前歯の間にすき間が残る状態のことです。

    横から見ると前歯部分だけが開いており、「噛んでいるのに前歯が触れていない」という独特の見た目が特徴です。

  3. 自分でできる!
    開咬セルフチェックリスト
  4. 以下の項目に当てはまるものがないか、確認してみましょう。

    ・奥歯を噛み締めても、前歯の上下が触れない

    ・麺類や葉物野菜を前歯で噛み切れない

    ・「さ行」「た行」の発音が不明瞭といわれる

    ・口を閉じると下唇や顎に力が入る

    ・舌を前歯の裏に押し当てるクセがある

    ・口がぽかんと開きやすい

    2つ以上当てはまる場合は、矯正歯科でのカウンセリングを受けることをおすすめします。

   

開咬についてのページはこちら

開咬になる原因は?

開咬になる原因は?
  1. 口腔習癖
  2. 開咬の最も多い原因が、幼少期の口腔習癖です。

    指しゃぶりや舌を前歯の間に挟む舌突出癖、哺乳瓶の長期使用などが続くと、歯が外側に押し出されて開咬が形成されます。

    また口呼吸のクセがある場合も、舌の位置が下がり歯並びに悪影響となります。

    これらの習癖は成長期の早い段階で改善することが、開咬の予防につながります。

  3. 遺伝的な要因
  4. 顎の骨が縦に長く成長するハイアングルと呼ばれる骨格を持つ方は、遺伝的に開咬になりやすい傾向があります。

    この場合は習癖とは無関係に開咬が生じるため、骨格性開咬と呼ばれます。

    骨格が原因の場合は難易度が高く、重症例では外科的な治療が必要になることもあります。

開咬を放置すると
どうなる?
知っておきたいリスク

開咬を放置するとどうなる?知っておきたいリスク
  1. 滑舌が悪くなる
  2. 前歯が噛み合わないと、発音時に空気が漏れやすくなります。

    特に「さ行・た行・な行」は舌と前歯が近接して発音する音のため、開咬があると不明瞭になりがちです。

    仕事や日常会話での聞き返しが増えるなど、コミュニケーションへの影響も少なくありません。

  3. 咀嚼機能の低下と顎関節への負担
  4. 前歯で食べ物を噛み切れないため、奥歯に過剰な負担がかかります。

    長期間続くと奥歯の摩耗が進んだり、顎関節症を起こすリスクが高くなります。

    また食べ物を十分に噛めないことで消化器系への負担も増えます。

  5. 口呼吸のリスク
  6. 開咬があると口が自然に開きやすく、口呼吸が習慣化しやすくなります。

    口呼吸は口腔内の乾燥を招き、虫歯、歯周病、口臭の原因になるほか、免疫機能の低下にもつながるとされています。

    放置すればするほど全身への影響が広がるため、早めの対処が重要です。

開咬の矯正治療方法を比較

開咬の矯正治療方法を比較
  1. ワイヤー矯正
  2. ブラケットとワイヤーを使って歯を動かす方法です。

    あらゆる方向への歯の移動が可能なため、開咬のような複雑な症例にも対応しやすく、現在も開咬治療の主流とされています。

    歯の表側に装置をつける表側矯正と、裏側につける裏側矯正があります。

         

    ワイヤー矯正ページはこちら    

  3. マウスピース矯正
  4. 透明なマウスピースを交換しながら歯を動かす方法です。

    目立ちにくく取り外しができる点が人気ですが、開咬への適応は軽度〜中等度に限られます。

    舌癖が残っている場合は後戻りしやすいため、MFTとの併用が推奨されます。

         

    マウスピース矯正ページはこちら     

  5. 外科的矯正治療
  6. 骨格性の重度開咬の場合、顎の骨を切って位置を調整する外科手術と矯正治療を組み合わせる方法です。

    適応条件があり、保険適用になるケースもあります。

  7. MFT(口腔筋機能療法)
  8. 矯正装置による歯の移動と並行して行う、舌や口周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。

    舌癖が原因の開咬では、MFTをしないと矯正後に後戻りするリスクがあるため、多くの矯正歯科で並行して実施されます。

開咬矯正の費用・期間
・難易度を
わかりやすく解説

開咬矯正の費用・期間・難易度をわかりやすく解説
  1. 治療法別の費用相場一覧
  2. 治療法ごとの費用相場は以下の通りです。

    ワイヤー矯正
    (表側)
    70万〜100万円
    ワイヤー矯正
    (裏側)
    100万〜150万円
    マウスピース矯正80万〜110万円
    外科的矯正
    治療
    保険適用で
    30万〜60万円
    程度

    ※いずれも自由診療のため、医院によって金額は異なります。

  3. 治療期間の目安と開咬が「難しい」とされる理由
  4. 開咬の矯正期間は一般的に2年〜3年程度が目安です。

    通常の出っ歯や叢生と比べて期間が長くなる傾向があるのは、前歯を垂直方向に動かす必要があり、かつ舌癖などの原因習癖を同時に改善しなければならないためです。

    原因にアプローチしないと、装置を外した後に後戻りするリスクが特に高い歯並びといえます。

  5. 保険適用になるケースと
    ならないケース
  6. 矯正治療は原則として自由診療ですが、厚生労働省が定める顎口腔機能診断施設において、外科的矯正治療と組み合わせる場合に限り健康保険が適用されます。

    骨格性の重度開咬で外科手術が必要と診断された場合は、保険適用の対象になる可能性があるため、専門医への相談をおすすめします。

   

料金表はこちら

矯正治療で改善できる
開咬も多い

矯正治療で改善できる開咬も多い

開咬は放置すると滑舌、咀嚼、口呼吸など、日常生活のさまざまな場面に影響が広がります。

一方で、原因と症状の程度に合った矯正治療を選べば、改善できるケースがほとんどです。

ワイヤー矯正、マウスピース矯正、外科的治療それぞれに特徴があるため、まずは矯正歯科でカウンセリングを受け、自分に合った方法を見つけることが第一歩です。

「もしかして開咬かも?」と思ったら、ぜひ早めに専門家へ相談してみてください。

矯正相談はこちら