成人矯正は
いくらかかる?
装置別の正しい費用相場
を徹底解説
成人の矯正治療は高そうで手が出せないと感じていませんか?
矯正治療の効果は分かっていても費用がいくらかかるのか分からず、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、成人矯正にかかる費用を装置別に詳しく解説し、どのような違いがあるのか、さらに費用を抑えるためのポイントについてもご紹介します。
自分に合った治療法を選ぶ参考にしてください。
成人矯正の費用が
気になる理由

① 治療期間が長く総額が
大きくなる
成人矯正は、通常1年半〜3年ほどの治療期間が必要です。
そのため、通院回数や調整費用も含めると、総額が100万円近くになることも少なくありません。
この長期間で高額という点が、多くの方にとって悩みの種となります。
② 健康保険が基本的に使えない
一般的な成人矯正は、見た目や噛み合わせの改善が主な目的であるため、健康保険の対象外です。
そのため全額自己負担となり、医院ごとに料金設定が異なります。
同じ装置でも医院によって数十万円単位で差が出ることもあります。
成人矯正の費用相場
(装置別)
1. 表側ワイヤー矯正の費用相場
全体を矯正する場合や、重度の場合において比較的費用を抑えやすく、確実な歯の移動が可能ですが、装置が目立つのがデメリットです。

2. 裏側(舌側)矯正
の費用相場

3. ハーフリンガル矯正の費用相場

マウスピース型矯正の費用相場
1. インビザラインの費用相場

2. 部分矯正の費用相場

費用を左右する
要素とは?

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使用する装置の種類
裏側矯正やマウスピースは、表側矯正より費用が高い傾向にあります。
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治療の難易度
歯のガタつきの程度や骨格の状態によっても費用は変わります。抜歯が必要なケースや外科処置を伴う場合は、費用が高くなる傾向があります。
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歯科医師の技術
矯正治療は、担当する歯科医師の経験や技術によっても結果が大きく変わります。
難症例にも対応できる歯科医師や、裏側矯正やマウスピース矯正の実績が豊富な歯科医師は、その分治療費が高めに設定されていることがあります。しかし確実で安全な治療を受けるためには、費用だけでなく医師の経験や症例数を重視することが大切です。
費用を抑える方法

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デンタルローンの利用
一度にまとまった費用を用意するのが難しい場合、分割払いが可能なデンタルローンを利用する方法もあります。月々の負担を抑えながら治療を進められます。
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スケジュール通り進むように
気をつける矯正治療は計画通りに通院、調整を行うことで、無駄な追加費用を防ぐことができます。 予約を守らなかったり装置の使用を怠ったりすると、治療期間が延びてその分費用が増えることもあります。 日常のセルフケアや装置の取り扱いにも注意しましょう。
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安さだけでは選ばないように注意
費用が安いことだけを理由に歯科医院を選ぶのはリスクが高いです。 装置の質や治療の安全性が十分でない場合、結果的に再治療が必要になり、かえって高額になることもあります。
装置、歯科医院別に
費用は異なる

成人矯正の費用相場は装置によって大きく異なり、
表側ワイヤー矯正:70万円〜100万円
裏側矯正:120万円〜170万円
インビザライン:80万円〜110万円
部分矯正:30万円〜60万円
程度が一般的です。
保険が適用されないため費用面は決して安くはありませんが、長期的に見れば将来的な治療リスクや負担を減らせる投資ともいえます。
分割払いの制度も上手に利用しながら、ライフスタイルや希望に合った装置を選ぶことが大切です。
成人矯正は「今さらでは?」と思う方も多いですが、年齢を問わず始めることで得られるメリットは大きいものです。 正しい費用感と治療法を理解し、自分に最適な矯正治療を選びましょう。