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Author Archives: 竹口敦士

12月の休診日について

いつもご来院頂きましてありがとうございます。

熊本東たけぐち矯正歯科の12月の休診日についてお知らせします。

休診日は電話、LINEでの対応ができませんので、ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願い致します。

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歯の発育異常について

①大きさの異常
◯巨大歯
・巨大歯は平均的な歯に大きさよりも大きい歯である。
・巨大歯は上顎中切歯や上顎犬歯にみられる。
◯矮小歯
・矮小歯は平均的な歯の大きさよりも小さい歯である。
・矮小歯は上顎側切歯や第三大臼歯にみられる。
・上顎側切歯の矮小歯はコルクの栓や円錐に類似しているので、栓伏歯や円錐歯という。
・第三大臼歯の矮小歯は花の蕾に類似しているので蕾状歯という。

②歯の形の異常
◯歯は前歯、小臼歯、大臼歯に分かれ、一定の形をしているが、通常の形とは異なる融合歯、癒着歯、歯内歯、双生歯およびエナメル滴がある。
◯融合歯
・融合歯は接近して存在する2つの歯胚が結合し、発育した歯である。歯胚の発育段階によってエナメル質、象牙質、セメント質がさまざまな程度に結合し、根部歯髄も融合している。
・下顎の永久中切歯と側切歯との融合が多い。
◯癒着歯
・癒着歯は歯が完成した後に2本の歯がセメント質の増生によって結合した歯である。
・上顎の第二大臼歯と第三大臼歯の歯根が癒着することが多い。
◯歯内歯(陥入歯、重積歯)
・歯内歯は歯冠部が歯髄方向に陥入した状態の歯である。上顎側切歯の盲孔が深い歯にみられることが多い。
◯双生歯
・双生歯は1つの歯胚が発育途上で分離し、形成された歯である。
◯エナメル滴
・エナメル滴は大臼歯歯根の分岐部にみられる水滴状にエナメル質の塊である。
・塊状のエナメル質の内部に象牙質および歯髄を含むことがある。エナメル滴があると、歯周病の治療に影響する。
③歯の数の異常
◯歯の数は乳歯では20本、永久歯では28〜32本である。それよりも多い場合と少ない場合が歯の数の異常である。
◯過剰歯
・正常歯数よりも多い場合を過剰歯という。過剰歯は乳歯よりも永久歯に多くみられ、正中歯、臼傍歯、臼後歯がある。
・過剰歯の大きさは小さい。
◯正中歯は上顎左右中切歯間に存在し、萌出している場合と埋伏している場合とがある。正中歯が萌出あるいは埋伏している場合、上顎中切歯間が離開する。これを正中離開という。
◯臼傍歯は大臼歯の頬側に存在する過剰菌である。
◯臼後歯は第三大臼歯の遠心側に存在する過剰歯である。
◯多数の過剰歯は鎖骨頭蓋異骨症(常染色体上の遺伝子異常で生じる疾患で、鎖骨と頭蓋の形成がわるく、鎖骨が欠如している)に伴う。なお、鎖骨頭蓋異骨症では多数の永久歯の埋伏および乳歯の晩期残存がみられる。
◯歯の先天欠如
・歯が先天的に欠如することである。これには系統発生的に欠如する場合と遺伝的原因で欠如する場合がある。
・系統発生的欠如
切歯群、小臼歯群、大臼歯群の各歯群の最後方歯が欠如する。したがって第三大臼歯や上顎側切歯の欠如が多い。
・遺伝的原因
外胚葉性異形成症(外胚葉の形成がわるく、汗腺や毛髪がない)では多数歯の欠如がみられる。外胚葉の異常のため歯胚が形成されないので、歯が欠如する。

④構造の異常
◯エナメル質や象牙質の形成がわるい状態である。原因として遺伝的原因、全身的原因、局所的原因がある。
◯遺伝的原因
・歯の形成にかかわる遺伝子の異常で生じる構造の異常で、エナメル質形成不全症や象牙質異形成症がある。エナメル質や象牙質の形成がわるく、すべての歯にみられるのが特徴である。
◯全身的原因
・先天性梅毒:梅毒に感染した母体から生まれた子どもにみられる。実質性角膜炎、内耳性聾、ハッチンソンの歯が認められる。これをハッチンソンの三徴候という。
・ハッチンソンの歯では前歯(永久歯)の切縁が半月状に欠如する。
・臼歯部(乳歯、永久歯)では歯冠が桑の実状になる。これを実状臼歯あるいはムーンの歯という。
・全身的原因では、左右対称に見られるのが特徴である。
◯局所的原因
・ターナーの歯:乳歯の根尖性歯周炎が後継永久歯の歯胚に波及し、後継永久歯の歯面の一部が形成不全になった歯である。
・局所的原因では1本の歯の歯冠の一部に形成不全がみられるのが特徴である。

~初めての方へ~
まずは『無料矯正相談』へ
矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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11月の休診日について

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歯科受診の時期と内容

歯科受診の時期と内容

小児が自分の意思で歯科を受診することはありません。このため、保護者の口腔健康管理に対する意識レベルが口腔健康管理への参加時期を決めることになります。
一般的には、1歳6か月児歯科健康診査で初めて歯科保健指導を受けることが多いです。しかし、母子健康手帳には6〜7ヶ月次の項目で、口腔の疾患や異常の有無が記載されています。また9〜10か月児の項目には、歯の萌出時期や萌出状態、歯の形や色、口腔の疾患や異常についての質問事項があります。いずれも、小児科医による成長発育のための健康診査でありますが、「歯科診療所を受診するように」という項目も含まれています。1歳児の健康診査で、初めて歯の状態を記載する項目があります。基本的には仕返しによる、歯の萌出状態の診査を受けることになっていますが、歯科診療所を受診する保護者は多くはありません。

(1)乳児期
無歯期(生後6か月くらいまで)に歯磨きは必要ないが、哺乳により口腔粘膜や舌表面に汚れが付着するため、綿棒やガーゼなどで清拭します。この時期から口腔内に触れられることに慣れさせることや、大人が小児の前で楽しそうに歯磨きをするのを見せることにより、小児に歯磨きの習慣をつけて、本格的な口腔清掃へ移行することができるため、歯磨きは楽しく気持ちの良いものであるという感覚を身につけさせる必要があります。乳歯萌出開始後は歯ブラシが触れる感覚に慣れさせながら、口腔清掃を習慣化させていきます。
哺乳の開始により、食生活のリズムが形成される時期でもあります。食べる楽しさを体験し、食を通じた周りの人とのコミュニケーションは、小児の成長、発達へとつながります。
ミュータンスレンサ球菌は親から子に伝播します。口腔内のミュータンスレンサ球菌を減らすために、保護者はブラッシングする習慣を身につけ口腔内環境を整えるとともに、う蝕の治療をして、口腔内にう蝕病巣をもたないよう、保護者に指導します。

(2)幼児期前期
幼児期前期は乳臼歯が萌出し、う蝕が発生しやすい時期となるため、う蝕予防の積極的な口腔健康管理が必要になります。
離乳が完了し、生活習慣を形成する時期であるため、口腔清掃だけでなく、生活のリズムやバランスの良い食生活などについての保健指導も大切です。1日3回の食事と、1日1〜2回の間食を規則正しくとる習慣をつける必要があります。間食はスクロースを含まないものを、3度の食事に影響しない程度の量を与えるよう指導します。さらに、離乳完了後の哺乳ビンの使用や甘味飲料の頻回摂取にも注意を与える必要があります。乳前歯う蝕の好発時期であるため、仕上げ磨きの状況を確認します。萌出直後の歯は最もう蝕感受性が高いだけでなく、フッ素が作用する効果も大きいです。定期的に歯の検査とフッ化物歯面塗布を受け、う蝕の早期発見に努めるように指導する必要があります。

(3)赤ちゃん専門外来
小児の口腔の健康を早期から管理していくことを目的として、生後3~4ヶ月頃から歯科受診できる施設を設置している病院があります。歯科と産婦人科が併設されており、妊産婦だけではなく、生まれてくる子の口腔健康管理を支援しています。健全な口腔機能を一生維持して行くためには、妊産婦へのアプローチが、その基本となるのです。

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そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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臨時休診のお知らせ

いつもご来院頂きましてありがとうございます。

9月29日(月)〜10月1日(水)はスタッフ全員で院外研修会の参加のため、休診とさせて頂きます。

休診日は電話、LINEでの対応ができませんので、ご迷惑をおかけしますが何卒よろしくお願い致します。

休診時間中の急患対応については、当院HPのトップ画面にございます【休診日の急患対応について】をご確認下さい。

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根拠に基づく矯正歯科とは

【はじめに】
 矯正臨床の診断、治療方針の決定、矯正力の負荷など、一連の過程は、何らかの科学的根拠、すなわちエビデンスに基づいて行われるはずです。しかし、この根拠と言う言葉の意味を理解すればするほど、これらの難しさを知ることとなります。日常私たちは診断治療方針、治療術式の科学的根拠を探ることなく、経験豊富で、腕の立つ上手な先達の指導、助言に従って、矯正治療を進めているのではないでしょうか?
 エビデンスという言葉を使うからには、科学的に証明できる必要があります。
 診断の根拠は?治療方針の根拠は?治療術式の根拠は?と、問われても、残念ながら、確たる自信を持って答えることは現状ではできそうにありません。

【セファロメトリックスと矯正診断、治療方針】
 Simonの人類学的正常の概念に基づいた顎態診断法が発表されて以来、いろいろな手法が人類学的分析に用いられてきました。1930年代にBroadbentとHogarthにより開発された頭部エックス線規格写真法は、矯正学の分野では日常的に利用されています。
 Downs, Wylie, Graber, Coben, Ricketts, Jarabak,MeNamara, Sassouni, Tweed, Witsなど多くの分析法が発表されています。矯正医は、治療を必要とする患者の頭蓋顎顔面形題を、使い慣れた分析法を用い、適応する計測項目の平均値や標準偏差を通して評価し、治療計画に反映させています。
 しかし、たとえば、ある計測項目が、1S.D.平均値より大きな値を示したからといって、その値を平均値まで変化させたとしても、治療したことにはならなりません。頭部エックス線規格写真分析は、どの分析法から得られる計測値あるいは予測値をもってしても、患者個人の治療の目標値を示しうるものではありません。
 Enlowは、頭蓋諸構造の互いに相対応する構造(Counter parts)を比較することにより,個々人の頭蓋構造上の調和の特徴を把握しうると考えました。この手法は、確かに、個体を構成する骨構造の調和の解析には有効ではあるが、矯正治療に必要な Denture pattermの解析には必ずしも適用できないように思われます。

【矯正治療と成長予測について】
 矯正治療では、患者さんの顎顔面頭蓋の成長様相を把握することは重要です。これまでいくつかの手法が臨床に応用されてきています。たとえば,頸椎形状の成熟度と全身の成長変化、手根骨の骨化度と全身成長、拇指尺側種子骨化骨開始時と身長の最大思春期性成長時期などの相関から、ある程度の確度をもって思春期性成長スパートの時期の予測は可能です。しかし、個体差、環境要因などにより、かなりのバラツキはみられます。個人の形態変化の予測には、成長量、タイミング、成長方向が絡んできて、個々の症例でそれらをいくつかのパラメーターから評価することはたいへん難しいです。たとえば、下顎骨の長さの成長変化を、下顎頭の形状、顎角部の形状、下顎下縁平面角,下顎枝の長さなどとの関係から評価しようとしても、必ずしも的確な結果は得られません。
 現在のところ、セファログラムからデータを採取することは可能であっても、それらを解釈するには経験を必要とし、技術的なものも求められ、現時点では、かなりの確度をもって、科学的に成長を予測することは、難しいように思われます。

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矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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10月の休診日について

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小児のお口の健康管理

【小児のお口の健康管理について】

一生涯を通してお口の健康を保つには、乳児期からの定期的な管理が大切です。口腔の基本的な機能である摂食、発音およびコミュニケーションを果たすために、乳児期からの口腔健康管理が重要となります。セルフケアを確率するだけでなく、専門家によるプロフェッショナルケアならびにコミュニティヘルスケアを利用していただき、口腔健康管理を継続することが疾病予防や健康増進をもたらし、QOL(クオリティーオブライフ)の向上へとつながります。長期にわたり継続して口腔健康管理を行ううえで、小児歯科での指導はきわめて重要です。

わが国では定期的に口腔衛生の指導を受けることが法律で定められています。これに従って歯科を受診すれば、適切な処置と指導を受けることができ、基本的な口腔健康管理がなされることになります。小児の健全な成長、発達と疾病の早期発見と適切な処置、さらにそれらの指導をはかるために定期的な口腔健康管理を実施しています。しかし、近年、少子化や核家族化、女性の社会進出、ひとり親世帯など、養育環境は変化しているだけではなく、育児不安や育児放棄などの問題にも対応した育児支援の充実が必要となっています。

1.乳児期から幼児期前期
乳児期から幼児期前期にかけては、歯列や咬合とともに口腔機能が目覚しく発達する時期であり、この時期にむし歯や外傷など、口腔機能を障害する異常が発生すると、その後の口腔機能の発達に大きな影響を及ぼすことになります。わが国では、母子保健法により1歳6か月児および3歳児健康診査において、歯科検診を行うことになっています。この診査では、幼児の異常を早期に発見し、健全な状態に回復するための指導が行われています。

2.幼児期後期から学童期
幼児期後期から学童期にかけては、乳歯列から永久歯への交換の時期にあたり、永久歯の萌出時期、順序、位置の異常は不正咬合を引き起こすことがあります。わが国では学校保健安全法により就学時の健康診断ならびに毎年1回の定期健康診断において、歯科検診を行うことが定められており、口腔疾患の早期発見と早期治療を行うための指導が行われています。

3.思春期
思春期になると、中学校や高等学校進学のための受験勉強、部活動や習い事などで不規則な生活になりやすく、口腔衛生がおろそかになりやすくなります。口腔清掃不良によって起こる歯周疾患が発生し始める時期でもあり、より徹底した口腔健康管理が必要になります。しかし、この時期は保護者と距離をとり始める時期でもあり、本人が自分の口腔を健康に維持していこうという意識がなければ、むし歯や歯周疾患の発生は避けにくい状況に陥ることになります。

4.赤ちゃん専門外来(新生児(生後28日未満の赤ちゃん)を専門に診察する外来のこと)
小児の口腔の健康を早期から管理していくことを目的として、生後3〜4ヶ月頃から歯科受診できる施設を設置している病院があります。歯科と産婦人科が併設されており、妊産婦だけでなく生まれてくる子の口腔健康管理を支援しています。健全な口腔機能を一生維持していくためには、妊産婦へのアプローチがその基本となるのです。

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矯正治療は、歯科治療の中でも専門性の高い分野です。
一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
無料矯正相談では、患者さんが一番気になっている部分の確認や治療法の説明、費用についてなど十分な時間を設けております。
歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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歯のクリーニング

1.歯の色には個性がある
歯の色はエナメル質表面の直接反射や象牙質からの内部反射を反映しています。皮膚や毛髪の色に個人差があるように、歯の色も個人差があるとともに正常な範囲があります。その影響因子としては、個体差、年齢差、歯種あるいは歯の部位などが挙げられます。個体差は、たとえ黄色いと感じても歯の色見本であるシェードガイド(歯の色味や明るさを一覧にした色見本で、歯科治療の際に使用されます。歯の詰め物や被せ物、ホワイトニングなどを行う際に、患者さんの歯の色と照らし合わせながら色を決めるために用いられる)の範囲におさまっていれば正常色です。年齢差では萌出したばかりの永久歯と高齢者の亀裂のある摩耗・咬耗した歯と比べれば後者のほうが明度は低く、黄色味が強い傾向にあります。また、同一動体でも加齢とともに歯の色は変化します。歯種によっても歯の解剖学的形態や頬舌的厚みなどの違いのために色は異なります。また、1本の歯でも歯の先端と歯頸部では色調が異なります。

2.歯の変色・着色の原因
シェードガイドで表現された正常範囲の色調から大きく逸脱した場合を歯が(病的に)変色しているといいます。歯の色の変化には歯の表面への沈着物、歯の表面、あるいは歯の硬組織内の着色、歯質の色調変化による狭義の変色があります。自然の歯の色を損なう原因には、患者の生活習慣に由来するもの、医療の結果によって生じる医原性のもの、歯の生理的器質変化によるものなどが考えられます。こうした原因の中には、歯科衛生業務によって解決できるものもあります。

3.ホワイトニングの意義と目的
ホワイトニングとは広義では歯の色調を改善して明度(明るさ)を高くすることです。
その方法としてPTC(プロフェッショナルトゥースクリーニング)、漂白(ブリーチング)、マニキュア、ラミネートベニア修復(歯の表面を削ってセラミックの薄い板を貼り付けて歯の見た目を改善する治療法)などがあります。狭義では漂白をさすことが一般的です。ホワイトニングの目的・効果は病的変色歯への対応はもちろんのこと、正常色範囲においては自己改造、自信の回復、円滑な対人関係、仕事の成功やアンチエイジング(加齢による老化を遅らせ、健康長寿を目指すことを目的とした取り組み)を期待する心理的対応、口腔の健康増進への動機づけやう蝕・歯周病予防を期待する予防的対応、あるいは美容的対応が考えられます。こうした対処には歯科衛生士業務として行えるものが含まれていますが、いずれにしても歯科医師が診断、処置するものです。

1)ホワイトニングの広義
歯の色調を改善して明度を高くすること
・PTC(professional tooth cleaning)
・漂白(ブリーチング)
・マニキュア
・ラミネートベニア修復(歯の表面を0.3~0.5mmほど削るため、処置が簡単で歯の神経にも影響を与えません 。天然の歯に近い色や光沢があり、色が変わったり表面がすり減ったりすることはほとんどありません 。歯の表面を削る量は少なく、歯質保全の観点で有利です 。舌側は形成されず残っているためアンテリアガイダンスを保存できるという補綴的な面でも優位性があります )

2)ホワイトニングの狭義
漂白(ブリーチング)

3)ホワイトニングの目的
・病的変色歯への対応:内因性変色の自然美改善
・心理的対応:自己改造、自信の回復、円滑な対人関係、仕事の成功
・予防的対応:口腔の健康増進への動機づけらう蝕・歯周病予防
・美容的対応:フェイシャル・ビューティー・ケアの1つとして

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一生に一度の治療ですので、矯正歯科専門医院にご相談ください。
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歯並びの影響により、顎の成長や健康寿命、人生観まで変わることがあります。
そのため患者さんの「人生の分岐点」という意識で臨んでいます。

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