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歯のクリーニング(7月ブログ)

1.歯の色には個性がある
歯の色はエナメル質表面の直接反射や象牙質からの内部反射を反映しています。皮膚や毛髪の色に個人差があるように、歯の色も個人差があるとともに正常な範囲があります。その影響因子としては、個体差、年齢差、歯種あるいは歯の部位などが挙げられます。個体差は、たとえ黄色いと感じても歯の色見本であるシェードガイド(歯の色味や明るさを一覧にした色見本で、歯科治療の際に使用されます。歯の詰め物や被せ物、ホワイトニングなどを行う際に、患者さんの歯の色と照らし合わせながら色を決めるために用いられる)の範囲におさまっていれば正常色です。年齢差では萌出したばかりの永久歯と高齢者の亀裂のある摩耗・咬耗した歯と比べれば後者のほうが明度は低く、黄色味が強い傾向にあります。また、同一動体でも加齢とともに歯の色は変化します。歯種によっても歯の解剖学的形態や頬舌的厚みなどの違いのために色は異なります。また、1本の歯でも歯の先端と歯頸部では色調が異なります。

2.歯の変色・着色の原因
シェードガイドで表現された正常範囲の色調から大きく逸脱した場合を歯が(病的に)変色しているといいます。歯の色の変化には歯の表面への沈着物、歯の表面、あるいは歯の硬組織内の着色、歯質の色調変化による狭義の変色があります。自然の歯の色を損なう原因には、患者の生活習慣に由来するもの、医療の結果によって生じる医原性のもの、歯の生理的器質変化によるものなどが考えられます。こうした原因の中には、歯科衛生業務によって解決できるものもあります。

3.ホワイトニングの意義と目的
ホワイトニングとは広義では歯の色調を改善して明度(明るさ)を高くすることです。
その方法としてPTC(プロフェッショナルトゥースクリーニング)、漂白(ブリーチング)、マニキュア、ラミネートベニア修復(歯の表面を削ってセラミックの薄い板を貼り付けて歯の見た目を改善する治療法)などがあります。狭義では漂白をさすことが一般的です。ホワイトニングの目的・効果は病的変色歯への対応はもちろんのこと、正常色範囲においては自己改造、自信の回復、円滑な対人関係、仕事の成功やアンチエイジング(加齢による老化を遅らせ、健康長寿を目指すことを目的とした取り組み)を期待する心理的対応、口腔の健康増進への動機づけやう蝕・歯周病予防を期待する予防的対応、あるいは美容的対応が考えられます。こうした対処には歯科衛生士業務として行えるものが含まれていますが、いずれにしても歯科医師が診断、処置するものです。

1)ホワイトニングの広義
歯の色調を改善して明度を高くすること
・PTC(professional tooth cleaning)
・漂白(ブリーチング)
・マニキュア
・ラミネートベニア修復(歯の表面を0.3~0.5mmほど削るため、処置が簡単で歯の神経にも影響を与えません 。天然の歯に近い色や光沢があり、色が変わったり表面がすり減ったりすることはほとんどありません 。歯の表面を削る量は少なく、歯質保全の観点で有利です 。舌側は形成されず残っているためアンテリアガイダンスを保存できるという補綴的な面でも優位性があります )

2)ホワイトニングの狭義
漂白(ブリーチング)

3)ホワイトニングの目的
・病的変色歯への対応:内因性変色の自然美改善
・心理的対応:自己改造、自信の回復、円滑な対人関係、仕事の成功
・予防的対応:口腔の健康増進への動機づけらう蝕・歯周病予防
・美容的対応:フェイシャル・ビューティー・ケアの1つとして

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