❶カウンセリング
1.カウンセリングで確認すること
1)患者情報(年齢、住所、職業、生活習慣など)
2)ホワイトニングの経験の有無、患者の要望
3)基礎疾患などの有無
無カタラーゼ血症、アレルギー、膠原病、免疫疾患、呼吸器疾患、心臓疾患、ブラキシズム、顎関節症
4)嗜好品摂取の有無(コーヒー、茶、ワイン、タバコなど)
5)妊娠、授乳の有無
2.方法、手順、治療期間、費用、漂白中の不快症状・後戻りについて説明
❷口腔内検査
1.口腔内の検査で得られる情報
1)歯の状態
う蝕、亀裂、形成不全、摩耗、咬耗、楔状欠損、知覚過敏、歯髄の状態(有髄・無髄)、歯冠修復物
2)歯の色調
変色の程度、歯面沈着物(ステイン)、テトラサイクリンの影響とその程度、ホワイトスポット、金属塩の影響
3)歯列の状態
4)口腔清掃状態
5)歯周疾患の有無とその程度
2.歯の色調の検査法
1)シェードテイキング
(1)視感比色
歯の色調を判定するために用いるシェードガイドとしては、一般的にVITAPAN CLASSICAL Shade Guideが用いられます。これを用いるにあたり、あらかじめシェードタブを明度順に並び替えておくとシェードの判定が容易になります。明度順は、B1・A1・B2・D2・A2・C1・C2・D4・A3・D3・B3・A3.5・B4・C3・A4・C4です。
(2)機械測色
歯の色調を、数値によって判定する測色装置を使用することは客観的な方法として理解しやすく、これを記録することは有効です。
2)口腔内写真撮影
ホワイトニングを行うにあたって、その基準となる術前の状態を記録するとともに、ホワイトニング効果を判定するために口腔内の写真撮影を行います。シェードガイドやキャスマッチ(画像補正用カラーチャート)、歯肉色のシェードホルダーも写真に写し込むと、色調変化を判断する基準になります。
❸診断と治療計画
1.診断
1)歯の着色・変色の原因
歯の着色・変色の原因は何かを判断し、ホワイトニングが可能かを診断します。変色の原因は外因性と内因性に大別することができます。
(1)外因性の歯の着色
コーヒー、茶、赤ワイン、タバコなどの嗜好品による外因性の着色歯については、その原因の除去や歯面の研磨が必要です。これらが原因であっても、歯面の研磨で改善されない(歯の変色が生じている)場合は、ホワイトニングが必要になります。また、外因性であっても金属による歯の変色では原因の除去や修復処置が必要です。
(2)内因性の歯の変色
内因性の変色歯の原因には、遺伝性疾患、代謝性疾患、歯の傷害、化学物質や薬剤等があります。遺伝性・代謝性疾患で歯の形成不全を伴う変色歯は、ホワイトニングが困難であることが多くあります。
2)適応症と非適応症
当該歯が適応症か否かを正しく診断することが大切です。
表面性の色素付着、加齢による黄ばみ、軽度のテトラサイクリン変色歯や無髄変色歯は、ホワイトニングにより色調の改善が得られやすい症例です。
3)ホワイトニング以外の処置
ホワイトニングの非適応症例の場合は、その原因と治療法を説明し患者に理解していただきます。変色の原因と程度、修復・補綴物の有無、歯の実質欠損の程度のにより治療方法は異なります。
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